むし歯や歯周病は、自覚がなく進むことの多い病気です。仕事が忙しくてなかなか歯科検診に行けない方や、行こうと思っていても、つい億劫でいつの間にか時間が経ってしまった方が少なくないのでは?
歯科医院に行きそびれている方は、まずは自分のお口の中を意識して、ご自身で簡単なチェックをしましょう。
むし歯のチェック!
むし歯のチェックには、デンタルフロス(糸ようじ)を使用して歯と歯の間を掃除し、フロスの状態がどうなるかを確認します。
フロスが歯の間に引っかかったり、糸が切れたり、またフロスで絡め取った歯垢が臭う場合は、むし歯になっている可能性があります。
歯と歯の間が黒ずんでいたり茶色くなっている場合も、むし歯の可能性があります。歯に詰めものがある方は、詰めものに隙間がないか、周囲の歯に黒ずみがないかもチェックしましょう。
奥歯の歯と歯ぐきの境目や噛むところの溝の部分も、むし歯になりやすい箇所なので、入念にチェックしましょう。
歯周病のチェック!
歯周病は自覚症状がほとんど無く、気づいたときには重症化しているケースが多い病気です。以下の項目の中に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
ひとつでも当てはまる方は、歯周病の疑いがあるので、早めに歯科医院で診てもらいましょう。
□歯ぐきから出血
□歯ぐきの腫れ
□歯がグラグラする
□口臭がある
□口の内がネバネバする
□食べ物が挟まりやすい
□歯がしみる
□歯が伸びた感じがする
□歯ぐきが痩せてきた
□歯の汚れや歯石が目立つ
□喫煙の習慣がある
□糖尿病がある