乳歯が抜けたとき、世界の国々ではどのような風習があるのでしょう。
今回はイエローナイフ デネ・アメリカ合衆国・パキスタン・フィリピン・インドの5カ国を紹介します。
イエローナイフ・デネ
お母さんとおばあさんが抜けた歯を持っていって、木の穴や枝や葉っぱの間にいれます。
それから家族みんなでその木の周りで踊ります。
新しい歯がその木みたいに、まっすぐ伸びるように。
アメリカ合衆国
僕は抜けた歯を枕の下に入れておくんだ。
ぐっすり眠っている間に、歯の妖精がやってきて、抜けた歯を持っていく。
それでお金を置いて行ってくれるんだよ。
パキスタン
抜けた歯は、綿でくるんでおいて、夕方になったら川に行ってその歯を投げ込むんだ。
そうすると、良いことがあるんだよ。
もし近くに川が無かったら、畑や庭に投げてもいいんだって。
フィリピン
抜けた歯を秘密の場所に隠して、願い事をひとつする。
1年後にその場所で抜けた歯を見るけることができたら、もうひとつお願い事ができるんだ。
インド
僕は抜けた歯を屋根に投げて、スズメに新しい歯を持ってきてくれるようにお願いするんだ。
引用元:
せかいのこどもたちのはなし はがぬけたらどうするの?(株)フルベール館刊
せかいのこどもたちのはなし はがぬけたらどうするの?(株)フルベール館刊