こどもの話
2018/11/26

楽しい!コチョコチョ歯みがき

子供の歯は、お母さんお父さんが思っているよりずっと小さなものです。
小さな歯をうま~く磨くには、歯ブラシの毛先を小さく動かすのがコツ!
また、歯の周りには歯肉や頬など軟らかい所があり、ゴシゴシ強く磨くと柔らかい所が傷ついてしまいます。子供の歯みがきの仕上げは、歯ブラシを細かく振るわせるように、コチョコチョと動かすのがポイントです。「コチョコチョ~」といいながら、楽しく磨いてあげましょう。
磨くというより、マッサージをするような感じでやさしく行ってくださいね。

磨き方の欠点を知ろう!

子供は歯みがきを嫌っているのではなく、歯ブラシやみがき方がよくなかったり、痛かったりする場合がよくあります。まずはをチェックしてみよう!
①自分の爪を磨いてみる
②手の甲を磨いてみる
③計りで歯ブラシにかかっている力を計る。150g位がいい。
④パパの歯を磨いて、感想を聞く

仕上げみがきレッスン

仕上げみがきの苦手を克服しよう!

複雑で小さな子供の歯を、子供が嫌がらないように磨くポイントは、歯みがきの固定点を設けることです。
歯科大学では、さまざまな器具を使うときの「固定法」がとっても大事で、授業で習うほどです。
「固定」とは、歯ブラシを持つ手を、ちょうどよい位置に安定させることです。仕上げみがきでは、子供のほっぺたに小指を添わせるようにして、手を固定してみがきます。
これがうまくできると、歯ブラシを動かし過ぎたり、磨くときに力を入れ過ぎたりすることなく、しかも細かいところまで正確に磨けるようになります。

デンタルフロス(糸ようじ)を使ってみよう

デンタルフロスは、ナイロン糸が束になった清掃道具で、歯と歯の間のプラーク(歯垢)を取り除くのに使います。
歯と歯の間の隙間がないところに使用しますが、あまり力を入れると、どんどん深く入っていってしまうので注意しながら行ってください。歯肉に当たる前に止めるのがポイントです。

引用元:
はじめての歯みがきレッスン