歯を清潔に健康に保つためには、毎日欠かすことができないのが「歯みがき」です。
しかし、使用している歯ブラシをいつ交換すれば良いのか、タイミングに悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。
交換時期を過ぎた古い歯ブラシを使い続けていると、歯の汚れが落ちにくいというだけでなく、きちんとしたブラッシングも行えなくなるため、歯や歯茎を傷めてしまうこともあります。
古い歯ブラシを使い続けるリスク!歯ブラシは汚れていきます
【むし歯や歯周病になりやすくなる】
使い古した歯ブラシでは歯の隙間や奥歯などに毛先が密着しづらく、歯に付着した汚れや歯垢を十分に落としきることができません。
その結果、むし歯や歯周病になりやすくなります。
【歯や歯ぐきにダメージを与えやすくなる】
毛先が広がった歯ブラシは弾力性が失われています。
そのため歯に付着した汚れを落としにくくなるほか、歯や歯ぐきを傷つけてしまいます。
【歯ブラシが雑菌の温床となる】
口の中にはたくさんの雑菌が住みついています。
それを除去するのが歯みがきの一つの目的でもありますが、古い歯ブラシは歯ブラシ自体に雑菌が繁殖しやすくなります。
交換時期の目安は?
仮に毎食後1日3回歯みがきをした場合、雑菌の繁殖などの衛生面から考えて、変形や摩耗がなくても1ヶ月が目安になります。
しかし、毛先が広がったときなどは1ヶ月未満でも変える必要があります。
毛先が開いてしまった歯ブラシは新品の歯ブラシに比べ、歯の汚れを落とす力が約40%もダウンするというデータもあります。
毛先が外側にはみ出して見えたら、その歯ブラシは交換時期と考えて良いでしょう。