お口の中の話
2019/11/26

むし歯になりやすい人って?

世間には「一度もむし歯はできたことがない」人もいれば、「何本もむし歯ができてしまう」という人がいます。
むし歯になりやすい人は、ご自分の生活習慣やお口の中の環境を改善してみましょう。
むし歯を防ぐことは全身の健康にも大変重要なのです。

生活習慣や口内環境を見直そう!

むし歯になりやすい生活習慣

●歯磨きは1日1回以下
歯に歯垢(プラーク)がたまりやすくなり、むし歯菌が増えてしまいます。
●間食やだらだら食べることが多い
お口の中が常に酸性に傾き、むし歯になりやすい環境を作り出します。
●甘いものをよく飲食する
むし歯菌は糖分を餌にするため、むし歯になるリスクが高まります。
●あまり歯医者に行かない
気づかないうちにむし歯になっている可能性が高くなります。

生活習慣を改善しよう!

●歯垢をしっかり落とそう
磨きにくい場所も、歯ブラシやフロス・歯間ブラシで落としましょう。
●食事は規則正しくを心がけよう
食事は一定の時間を置いて朝・昼・晩と規則正しく。
●甘いものは控えめに
糖分の摂り過ぎは体のためにも良くありません。
●定期検診に行こう
早期発見・治療を可能にするためにも半年に1回は検診を。

むし歯になりやすい口内環境

●口の中がよく乾く
だ液が不足しているため、むし歯菌が住みやすい環境になります。
歯並びが悪い
歯の磨き残しが多くなるため、むし歯になりやすくなります。
●むし歯菌の数が多い
むし歯菌の多い人はそれだけむし歯になるリスクが高まります。
●歯の質が弱い
歯の質が弱い人はむし歯菌が出す酸に歯が溶かされやすくなります。

口内環境を整えよう!

●だ液の分泌をうながそう
よく噛んで食事をしたり、キシリトールガムを噛もう。
●歯列矯正をしてもらおう
矯正をすれば歯を磨きやすくなり見た目も良くなるので一石二鳥です。
●だ液検査をしてみよう
だ液検査をすることで、むし歯菌の数や自分の口内環境がわかります。
●フッ素を塗ろう
歯科医院でフッ素塗布をしてもらうことでむし歯に強い歯を作れます。