自分ではわかりにくいのが悩みの種
私たちは人と会うときに、必ずといっていいほど服装や髪型には気を使いますよね。では「口臭」についてはどうでしょうか。たとえ相手の口臭が気になったとしても、大抵の人はそれを指摘できません。今まで全く気にしていなかった人も、「自分はにおうのでは?」と不安な人も、自分でできる口臭チェックで試してみてはいかがでしようか。
チェック1
★コップに息を吹き込んでみる。
きれいに洗ったコップに息を吹き込んでから手でふたをして、一拍おいてコツプの中のにおいをかいでみます。
★舌苔(舌についている白いコケのようなもの)がついていないか見る。
鏡などで舌苔の有無や状態などをチェックします。舌苔がある場合は、ティッシュでふきとりそのにおいをかいでみます。
★息を実際にかいでもらう。
いちばん確実なのは、家族などに息をかいでもらうことです。
チェック2
Q1.大きな虫歯がある
Q2.歯みがきすると、いつも歯ぐきから血が出る
Q3.歯ぐきを押すと、うみのようなものが出る
Q4.歯と歯の間に、よく食べ物がはさまる
Q5.歯が浮いた感じがしたり、グラグラする歯がある
Q6.口がよく乾く
Q7.生活が不規則
Q8.へビースモーカーである
Q9.義歯やブリッジなどを使っている
チェック1該当者は口臭の可能性大。チェック2が多いなら口臭予備軍。チェック1の方法で毎回においが感じられた人は、他人もあなたの口臭を感じている可能性大です。
チェック1でにおいの感じられない人も、チェック2の項目で3つ以上あてはまれば、ロ臭予備軍です。
どちらかで思い当たることがあれば、その原因として最も多い歯垢を取り除くことから始めましょう。
口臭は●朝起きた時 ●食後数時間たった時 ●歯磨き後
などそれぞれにおいの強さが変わるので、いろいろな条件下で試してみましょう。
*いつまでも きれい歯の健康(株)SSコミユニケーションズ刊
*いい歯健康法 春夏秋冬 かもがわ出版刊 大阪府歯科保険医協会